【映り方編】zoomなどを利用したオンラインプレゼン

【写り方編】zoomなどを利用したオンラインプレゼン

前回、zoomなどを利用したオンラインプレゼンの「環境編」をお話ししましたが、今回は「写り方編」です。

みなさん、こんにちは。ベビー用品・育児雑貨専門店HACHIWARE(はちわれ)の岡本佳子です。私は2021年の取手市・龍ヶ崎市主催のビジネスプランコンテストで最優秀賞をいただくことができましたが、その時に気づいたのは、整えておくことは非常に大切だということでした。それはビジネスコンテストに限らず、仕事でのオンラインプレゼンについても同様だと感じており、初めてzoomなどでオンラインプレゼンをする方で「どうやったらいいのだろう?」と悩んでたり、困ってる方のためにこの記事を書きます。

今回は、zoomプレゼンにおいての「写り方編」についてです。写り方については、「話し手の表情」、「自然な身振り」と「手振り」、「話すスピード」、そして、「雰囲気のある空間づくり」がキモになってくると思っています。

まずは、「話し手の表情」です。もしあなたがこれから聞こうとしている話し手が、緊張して硬い表情、もしくは、緊張していることを隠すためにむすっとした無表情だったらどうしますか? 思わず、聞き側も少し身構えてしまうのではないでしょうか?

しかし逆に、自然な表情、タイミングをつかんだ笑顔があると、好印象なのはもちろん、自信を感じ、安心して聞き入ることができると思います。

もし、「あー、めっちゃ緊張する!」と思っても、一通りのプレゼンが終わった後、タイミングを見計らって、カメラに目線を合わせて、ニッコリと笑顔を向けてみましょう。これだけで印象がぐっと良くなるはずです。

次に、「自然な身振り」と「手振り」です。これはいわゆる「動作」です。

zoomなどのビデオ会議を見ていると、webカメラが近いと感じたことはありませんか?ズームを搭載しているカメラであればよいのですが、すべてのwebカメラにある機能ではないですよね?

また、プレゼンがうまい人は、みなさん、必ず手振りをも入れて説明なされているんですよ。これは、オンラインプレゼンでも一緒です。

しかし、ズーム機能がないwebカメラでは、引きを作るのは難しい。引きを作らないと、手を一生懸命動かしても、カメラにも映りません。悩ましいところです。

 私の環境は、壁と壁に挟まれた場所に、デスクトップパソコンを置いているため、この壁を利用して、突っ張り棒をし、突っ張り棒の隙間にWebカメラをはめて、撮影しました。モニターにカメラを置くより、カメラが遠くに置くことができ、また、上下の位置も調整できるため、これが一番調整しやすい方法でした。

ズーム機能がないwebカメラで引きをつくり、カメラから遠くする。突っ張り棒を使用。

※カメラと一緒にライトも映っています( ´艸`) 前回の記事でも書いた通り、ライトでお顔を明るくすることも大事ですよ。


理想的なのは、「肘より上」か、その位置に近い上半身が写ることです。そうすることで、動作したときにプレゼンに動きが出てきます。

私が取手市・龍ヶ崎市主催のビジネスプランコンテストに出場したプレゼン中のセリフで、「当店のシステムは3ステップです」とありますが、この時に指を使って3本指を立てています。

また、「このアンケート結果をみてください」と、セリフ以外に手でもアンケート結果をみるように促しています。

動き&声掛けで、一方的でないプレゼンをしているんですね。zoomという環境でもコミュニケーションをとりながら、プレゼンすることは非常に大切だと考えています。

次に「話すスピード」です。通常のプレゼンでは、ゆっくり話すことがベストとされています。私も初めはオンラインプレゼンでも「ゆっくり話すことがベスト」と思ってました。しかし、オンラインプレゼンでは、ゆっくり話すことより、テンポよく、少し早口でプレゼンをした方が、聞き手が飽きないということがわかったのです。

ゆっくり話すと、聞き手はプレゼン資料を見ながら、もうその話の先がわかっているので、退屈に感じてしまい、他の行動をしてしまうことがあります。例えば、スマホをいじったり、お茶を汲みにいったりです。

「資料編」については改めて記事を書きますが、ストーリーを組み立ててプレゼン資料を作り、少し早口なくらいでプレゼンをしていくことで、聞き手が「しっかり聞かないと聞き逃してしまう」と退屈を感じないままで最後まで聞いてくれる可能性が高くなるのです。

そして、最後は「雰囲気のある空間づくり」ですが、こちらは長くなったので、また次回に★

 

印刷   メール

関連する記事