出産内祝いのマナーをお話しします。
ポイント1 |
【いつ贈る?】
出産後1カ月目のお宮参りが無事すんだら、すみやかに
ポイント2 |
【金額の目安は?】
目上の方は1/3返し、年下へは半返しで対処
ポイント3 |
【ご祝儀袋の水引きは?】
紅白蝶結び・のしつきとなります。また、表書きは「内祝」「出産内祝」で贈ります。のし紙には子供の名前(下の名前だけ)を入れて、ふりがなを振ります。
もらう方にとって内祝いは、赤ちゃんの正式な命名披露。出産後1カ月目のお宮参りが無事すんだら、すみやかに内祝いをして、周囲にお披露目をしましょう。遅くとも生後2カ月までには、届けるようにします。
出産祝い Q&A
出産内祝いはいつ頃贈る? |
出産祝いをいただいたら、お宮参りの頃に、内祝いとして先方にお返しを贈ります。お宮参りは生後1ヶ月が目安です。出産祝いのお返し、内祝いはこのころに贈ります。
出産内祝い、どんな風に贈るの? |
お礼状を添えて、紅白蝶結びののし紙に、表書きは「内祝い」「出産内祝」として、子どもの名前で贈ります。お金を入れる場合は、金額はいただいた3分の一から半額ぐらいが目安。
親や近しい親戚の場合、家具や節句用品など、高価なお祝いをいただくことも珍しくありません。こういった高価なお祝いには、年長者が新しい家族の支度を整えるという意味合いもあるので、「半額から1/3返し」いうお返しの目安にこだわる必要はないのです。目上の方からのお祝いは甘えて受け、感謝の気持ちを表す程度のお返しを。金額よりも、写真など赤ちゃんの様子を届ける方が喜ばれることもあります。
出産内祝い、こんな場合はいくらのもの、どんなものを贈るべき? |
出産内祝いは、いただく方との関係を考えて贈ります。目上の方は1/3返し、年下へは半返しで対処します。内祝いの品は、「もらって困らないもの」、「赤ちゃんらしく優しいイメージのもの」が主流。
連名で出産祝いをもらったときは?
連名のお祝いでも、内祝いは1人ずつに返します。半返しが¥750など半端な金額になった場合、赤ちゃんの披露目ですから、失礼にならない程度に半返し額を越える品を贈っても良いでしょう。
両親や兄弟から出産祝いをもらった場合
年長の血縁には1/3返し、年下の血縁は半返し、親や祖父母などは「感謝の気持ち程度」(¥10,000~¥30,000)を返します。ただし、普段の関係やつきあい方によって、多少の考慮が必要です。
現金で出産祝いをもらった場合
現金をいただいた場合、お返しを現金にするのはタブーです。商品券やギフトカードを贈るのは失礼ではありませんが、金額が相手にはっきり分かってしまうのが問題。先方の好みに合いそうなギフトにすれば、相手を思う気持ちも伝わり、金額もぼかせるので便利です。
お宮参りがすんだら、すぐに出産内祝いの発送になります。出産祝いをいただいたら、内祝い用にお祝い金額と送り先の住所をまとめたリストを作っておくのがおすすめ。赤ちゃんの名前が記された内祝いは、微笑ましく幸せなギフトです。
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